web悠果堂美術館通信(65)
本日(1/16)29点の作品をアップしました。
新規掲載作家として、本年度の日本伝統工芸展で最高賞を受賞した望月集の作品をはじめとして、手塚央、鈴木爽司の作品があります。
また昨年10/16に15点の作品もアップ済みです。
こちらには新規作家で竹村永楽の作品がアップされております。
静岡陶芸美術館のホームページは1/6にアップされ、少しづつですが広報活動の懸案が片付いて来ております。
美術館の現在の企画展は、「絢爛たる色絵磁器」と銘打ち色絵磁器の5人の人間国宝、富本憲吉、藤本能道、14代酒井田柿右衛門、
13代、14代の今泉今右衛門をはじめ、澤田痴陶人の逸品や初期鍋島更紗文皿5客など新春にふさわしい作品を展示しております。
1/7から3/29まで開催いたしておりますので是非ご来館ください。
また、開館第一回の企画展「備前焼 人間国宝とその系譜」はご好評のうちに終了しました。
初回ということもあり、ずいぶん気合を入れて備前展を企画、開催いたしました。
陶芸ファンからは「岡山でもこれほどの備前にはお目にかかれない」という言葉もいただきましたが、
また機会を見て「備前」をやりたいと思っています。
さて、
当初は新規作品のアップを静岡陶芸美術館のホームページ上で行うつもりでおりましたが、
ぎりぎりの人員で美術館の運営を行っていますのでその余力がなく、こちらで行うようにいたしました。
新規作品の照会や過去の掲載作品はこちらでご覧ください。
皆様方のおかげで美術館の評判は上々です。
リピーターも少しづつ増えて、来館したお客様には好評ですが、
これからの課題は来館していただく機会をどうアピールしていくかにかかっています。
「一度来館いただければ」という自信はありますが、不特定多数の人に美術館を知っていただくことが、
今一番大きな課題になております。
皆様方のご来館を心よりお待ちいたしております。
なお、4月からは「凛として! 青磁と白磁」展を開催いたします。
私自身がやきものの中で青瓷が一番好きですので、多くの作品を収集してきました。
いわゆる美術館アイテムという作品は多くはありませんが、
有名、無名は問わず、近代以降の青瓷作家の全体像を把握する作品は展示できると確信しています。
↓焼き締め四耳壺
若いころに作った大壷
自分が作った壺の中でも大きさは1~2番のものになる。
直径30cmの手回しろくろで作ったもの。
これ位大きなものでも、苦も無く1~2日で作ってしまった。
進歩のない20数年の作陶経験の間に失くしたものは、体力だけだろうか?