web悠果堂美術館通信(41)
押し詰まってまいりました。
本年も「web悠果堂美術館」をご高覧頂き厚く御礼申し上げます。
1年という時間が異様に早い現代社会で、「豊かでゆったりした時間」を日本のやきものの<現在>を通じて提供できれば、とこのサイトを運営しております。
このサイトをご覧になった方が、日本の陶芸の裾野の広さと奥深さを実感して頂ければ、これに勝るご支援はございません。
さて、昨日(12/13)新規作品22点をアップしました。ご高覧下さい。
新規の作家では奥川俊衛門、森田信司の作品がございます。
また、当館では『定番』といえる鈴木三成、村田亀水、若尾利貞、ジョルディー・セラ・モラガス(セラ家三代目)の逸品もございます。
上記の四作家については当館の「館友」になっていただくべく、お話をさせていただいております。
四作家は、私が個人的にも親しくさせていただいておりますが、その作陶姿勢がとても真摯な作家です。
地位や名誉よりも自分が納得するものを作りたいという情熱は、真似事で作陶をする私がいつも強い感動と示唆を受けます。
他に、雲林院宝山、四代三浦竹泉、瀧田項一、内田泰秀、日本古陶磁などのアップもあります。
これで掲載数が1400点を越えました。どうぞごゆっくりご覧ください。
なお、別冊・炎芸術『青磁 清澄な青の至宝』が発刊され、巻末に当館の案内ポスターが掲載されております。
機会がありましたらこちらもご覧下さい。
年内のアップはこれで終了になります。
本年中皆様から賜わりましたご指導、ご鞭撻に深謝いたしますと共に、
来たる年が良い年でありますようお祈り申し上げます。
↓緑釉砧(花の名前は不明)
形も釉調もイマイチかな。
庭にあった花を生けたから写真としては少しマシだが・・。