web悠果堂美術館通信(25)
人間国宝の中里無庵(12代中里太郎衛門)、山本陶秀などの作品をアップしました。
中里無庵は言わずと知れた唐津焼中興の祖で、唐津焼初の人間国宝です。
優品があまり市場に出ることのない人ですが、今回掲載した水指はまさに人間国宝に相応しい出来栄えのものです。
また山本陶秀は「茶入の陶秀」、「茶陶の陶秀」と言われる作家で、やはり素晴らしい出来の茶入です。
どうぞご高覧下さい。
他には、所謂「日展系」の森野泰明、河合誓徳の代表作もございます。
掲載作品が1100点を超えました。
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最近作り始めた茶碗の一部
左側の茶碗にかけた釉薬は、工房を整理していた時に奥から出てきた釉薬。
試験的に1230度で焼いてみたが、少し流れるようだ。
何の薬か分からないが、茶碗には合いそうな薬。
青瓷の茶碗は発色はいいと思うが、とにかく薬が厚いので重い。
右の薬は「伊羅保」のつもりだったが、どこでどう間違えたか、飴釉になっていた。
使いやすい茶碗であればいいのだが・・。