web悠果堂美術館通信(57)

Web 悠果堂通信

3/11(月)及び3/13(水)に新規作品33点をアップしました。

前回のアップが昨年の12/19ですから3ヶ月ぶりの作品アップになります.

掲載作品は1700点を超えました。

 

 

著名作家の高額作品、所謂「名品」は当館にはありませんが、

全体をご覧いただければ、日本陶芸の〈現在〉を俯瞰する立ち位置を確保しているのではないかと思っています。

 

 

建設業という私の仕事上、正月休み明けから3月年度末の3か月間は年間を通じて一番多忙な時期になりますので、なかなか作品のアップもできませんでした。

今回久しぶりに作品をアップしましたので旧作も含めゆっくりご高覧ください。

 

 

今回、新規掲載作家として小森忍、勝尾青龍洞、加藤春鼎、錦光山、古谷道生の作品があります。

また、村田亀水先生の茶道具、若尾利貞先生の赤絵と鼡志野などに加え、塚本司郎、黒田隆、13代酒井田柿右衛門などの作品もあります。

世評は詳らかではありませんが、塚本司郎は私が高く評価する作家です。

 

 

前回の更新以降、パソコンの具合が悪くなりいくつかの作品が画面上から消えてしまい、今回のアップに際し復旧しました。

他所からの指摘でわかって対応を取りましたが、ご不便をお掛けしたかもしれません。

ごゆっくりご高覧ください。

 

 

↓鉄赤瓶

去年の5月から食器ばかり作っている。

1年近くろくろから遠ざかっているわけだ。

ろくろを使わず、使いやすい食器を作ろうとこの1年ほど試行してきたが、改めて陶芸の奥深さを感じた。

この瓶は丁度去年の今頃作ったもので、これといった特徴もないが、釉薬が流れる直前まで温度を上げると発色はいい。