web悠果堂美術館通信(54)

Web 悠果堂通信

本日(10/24)新規作品21点をアップしました。

新しい作家として、三宅洋司、高橋誠、館林源右衛門があります。

また15代沈壽官、若尾誠、鈴木徹、今井政之の作品に加え、村田亀水、島岡達三などの作品が有ります。

私が高く評価をする上瀧勝治、伊勢崎満、岸本謙仁の作品も追加しました。

どうぞご高覧下さい。

 

 

今回アップした作品のうち、若尾誠の「粉青瓷 茶碗」は昨年の「日本伝統工芸展」に入選した現物です。

「日本伝統工芸展」では、萩など伝統的な茶陶の茶碗作品はよく入選することがありますが、青瓷茶碗での入選は大変珍しく、

私の記憶では、かつて青瓷茶碗での入選は無かったかと思います。

彼は今年も青瓷茶碗で入選したはずですが、長年「日本伝統工芸展」を見てきた私としては、

青瓷茶碗でエントリーし、入選を果たしたその志と実力に「アッパレ!」を表したいと思います。

 

 

同時公開の「粉青瓷 大皿」は作家の自信作で、長年青瓷作品を追求してきた作家の現時点での最高傑作かと思います。

私自身は作家が若い頃からずっと注目してきた一人ですが、今後ますますの活躍を期待しています。

電話で話した際、「ノギメ天目」の作品が非常に出来が良かったので、少しそちらもやったらどうかと話をしたところ、

「ノギメ天目」に適した土が入手できなくなったとのことでした。

アマチュアの私ですら、時々求める土の枯渇に悩むことがある時代だから、プロならなおさらのことかもしれない。

 

 

↓高取釉(?)細口瓶

施釉の時は、薬の流れを計算して紺色のストライプが横に入るイメージだったが、

結果としては肩から薬が流れてこんな感じになった。

知人には出来が良いと言われたが、もう少し口を拡げた方が良かったかもしれない。

いい加減に作った釉薬だから、今後また同じ薬を作れるかどうかも分からない。

この手の瓶は花入としては使い勝手が悪いから、作り手だけが自己満足するだけだ。