web悠果堂美術館通信(47)
本日(6/12)19点の新規作品をアップしました。
御高覧下さい。
新規掲載作家として三原研、室町勝廣、澤清嗣の作品がございます。
加えて人間国宝の14代酒井田柿右衛門、伊勢崎淳、清水卯一の作品のほか、
隠崎隆一、高垣篤、玉置保夫、兼田昌尚、初代真葛香山、大江文象、水野英男、内田泰秀、清水保孝の作品もアップしました。
なお、今回掲載した「百唐子図獅子耳壺」については、非常に大きな壺で一度これに似た作品を見たことがあるのですが、
迂闊にもそのまま素通りしてしまい、どのようなものか不明です。
取りあえず「中国古陶磁」に分類しましたが、どなたか情報をお持ちであればお知らせ下さい。
また、私が公私共にご指導いただいている若尾利貞先生の色紙も多数アップしました。
若尾先生は、鼠志野で現代琳派の陶芸家の最高峰として著名ですが、ご自身はあらゆるやきものに精通した博識で、
これらの色紙をご覧いただければ、絵の上手さも納得されるでしょう。
先生の鼠志野の作品に描かれた無駄を削ぎ落とした一本の線の裏側には、これほど熟達したものがあるということです。
私個人は先生がたまにご自身が好きで作る、唐津、色絵、鉄絵、楽、三彩、織部などの方に魅かれてしまいます。
先生から三彩の試作品を頂いてありますので、早めに掲載いたします。
↓梅鉢
これは酸化焼成のもの。
還元焼成したものの方がコントラストがはっきりしていてもう少しいい。