web悠果堂美術館通信(17)
本日(11/26)楠部弥一(文化勲章受章)をはじめ、伊勢崎陽山、満親子や原田拾六など備前焼作家を中心に18作品をアップしました。
当館で一番多い作品は多分「青瓷」になりますが、今後アップの作品も含めると「備前焼」は次に多くなると思います。
備前焼の見所である「土味」は、日本人の琴線に響く大きなポイントで、
千年にわたって窯の火を焚き続けてきた人々の思いが伝わって来るようです。
ぜひご高覧下さい。
↓少し焼きが甘いが、これ位の焼きが案外花を引き立てるから不思議だ。
花生は脇役に徹するくらいの方が良い場合がある。
伊賀焼の名品『芙蓉』のように存在感抜群で、「花が不要」から転じて名づけられたという
激しい焼き上がりの作品も好きだが、「焼き甘」も良いものだと思う。
気が向いたら次の薪窯に入れるかもしれないが、その時は全く印象の違った焼き上りになるだろう。