一難去って
5/31にツバメが巣立ち、ようやく工房に平穏な時間が戻ったと思ったら別なツバメのつがいが姿を見せ、前のツバメの巣を補強し始めた。
軒下に三角の開き部分があるから、ツバメが入る気になればいつでもそこから中に入れるのだが、
前のツバメ共がその情報を流したのだろうか、その三角から工房に出入りし始めた。
いまから産卵を始めて7月頃まで居座るつもりなのだろうか。
まったくうんざりする。
前のツバメ夫婦が別の夫婦に、「産卵、育児は植松の工房が安全、安心」と余計なことでもしゃべったのだろうか。
ツバメはペチャクチャよくしゃべる。
それとも、ツバメの世界にも周旋ブローカーがいて、「植松の工房が空いたよ。安全、安心だよ」とでも売り込んだのだろうか。
まったく迷惑な話だ。
釉薬を掛け終わった作品に土や草を落としたり、ところ構わずフンをする。
生来忍耐力が無いから、ツバメ共の姿を見るたびイライラが募り、梅雨空のもとすっきりしない。
ツバメ共も少しは感謝して、いいやきものが焼けるような「幸運」でも持って来れば少しは我慢もできるのだが・・。
またこれから、度々の床掃除とセフティーネットの準備が待っている。
煩わしいことだ。
↓巣の補修を始めたツバメ
最近ミミキレがまた顔を見せ始めたが、猫を見ると大きな声を出して威嚇する。
その声も耳に障る。
ときどき意地悪をしてミミキレを工房に入れ、安全、安心がタダではないのだと分からせてやろう。
分かったらお返しに「幸運」を持っておいで。